AS Romaあれこれ

ASRomaの小ネタ的な投稿をしていきます。軽い気持ちで読んでもらえると嬉しいです🙇‍♂️

なんとなくわかるASローマ23/24

#1 ルイ・パトリシオ🇵🇹

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35歳

呼ばれ方(ルイ神、パトリ神など)

在籍3年目に突入した守護神。

コーチングとショットストップを得意とするクラシカルタイプ。反面、ビルドアップ貢献やディフレクション&ミドルシュートへの対応は課題が残る。

 

#99 ミル・スヴィラール🇷🇸

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23歳

呼ばれ方(スヴィラル、スヴィラール等)

パトリシオ温存のためにようやく出番を掴んだ第二GK。

キックはパトリシオよりも期待できそうだが、ポジショニングや安定感など経験不足感も否めない。JAPANツアー帯同メンバー発表時に書き漏らされてファンを騒然とさせた。

 

#63 ピエトロ・ボエル🇮🇹

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21歳

呼ばれ方(ボエル)

下部組織育ちの第三GK。

ELでの突然の大抜擢から早くも2年半以上が経つがそれ以降なかなかトップチームでは出番がない。

低コストかつHGを満たす選手として貴重ではあるが、その枠に留まらずに今季こそはどこかでチャンスを掴みたい。

 

#2 リック・カルスドルプ🇳🇱

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28歳

呼び方(リック、カルスドルプ等)

ローマ在籍累計6年目のチーム内古参の1人。

持ち前のスピードとスタミナ、クロスを武器にエイブラハムと良いコンビを形成したが、サッスオーロ戦のプレー(態度?)でモウリーニョを激怒させて、同時に怪我も重なり出場機会を失ってしまった。ライバルの多い右WBでもう一度輝く事はできるか。

 

#5 エヴァン・エンディカ🇨🇮

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23歳

呼ばれ方(エンディカ)

ビッグクラブとの争奪戦を制し、フリーでやってきた大型CB。

高い身体能力を活かした対人戦やセットプレーなどが良いらしい。

PSMを見た感じ、ボールの扱いは得意ではなさそう&まだ馴染んでない感はあるものの、あの位置で左脚でボールを持てる選手は貴重。

同じくドイツから来たリュディガー同様の大化けに期待。

 

#6 クリス・スモーリング🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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33歳

呼ばれ方(スモーリング、スモルディーニ等)

在籍5年目を迎えるローマの防衛大臣

昨季は疲労もあって後半に長期離脱があったが、年々怪我も少なくなったように感じる。

カバー能力含め、CBとしてほぼ全ての能力が高水準だが、特筆すべきは対人守備&空中戦の強さだろう。対人においてはオシメン以外にはまともにやられた場面を思い出すが難しいし、空中戦にいたっては勝率が7割越えと脅威の数字を叩き出した。

ゲームキャプテンを任される機会も増えたスモルディーニが今季もゴール前に立ち塞がる。

 

#14 ディエゴ・ジョレンテ🇪🇸

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29歳

呼ばれ方(ジョレンテ)

リーズから再加入したCB。

加入直後は交代選手のお着替えお手伝い要員だったが、出番を掴むと積極的なインターセプトや正確な長短のパスでチームを後方から支えた。ミスターエレガント。

サウジに旅立ったイバニェスの穴を埋めることができるか。勝負の一年となりそう。

 

#19 ゼキ・チェリク🇹🇷

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26歳

呼ばれ方(チェリク、ゼキ、チェリキ等)

トルコ代表の右SB。ローマでは右のWBに加えてCBの一角や戦況に応じて左WBでもプレーする。

攻守においてバランスに優れ、周囲の味方を的確にサポートするなど非常に賢い選手。

WBに慣れてくれたらチームに今以上の安定感と勢いをもたらしてくれるであろう。

 

#23 ジャンルカ・マンチーニ🇮🇹

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27歳

呼ばれ方(マンチーニ、マンチョ等)

副業でCBをやっている本業カードコレクター。

昨季は副業の調子が良く、本業のカード収集のほうが21/22の半分以下となっている。

昨季は大黒柱の1人として、キャリアハイとも言えるパフォーマンスを披露した。特にユーヴェ戦のミドルは長年語り継がれるだろう。

今季は目指せカードゼロ!!(無理)

 

#24 マラシュ・クンブラ🇦🇱

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23歳

呼ばれ方(クンブラ)

ライバルが離脱してこれからと言う時に前十字靭帯損傷の大怪我を負ってしまい長期離脱中。

ミスをしても使い続けたモウリーニョの為にも、そして何より今年生まれた子供と嫁さんの為にも1日も早い復活と覚醒が待たれる。

 

#37 レオナルド・スピナッツォーラ🇮🇹

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30歳

呼ばれ方(スピナッツォーラ、スピナ等)

大怪我からの復帰を果たし、時折切れ味鋭い突破を見せるも、まだまだトップフォームとは言い難い。

怪我のケアと守備の不用意さを改善して今季こそ左サイドの切り込み隊長の復活に期待したい。

 

#43 ラスムス・クリステンセン🇩🇰

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26歳

呼ばれ方(クリステンセン)

ジョレンテの再加入交渉かと思ったらイカつい選手も連れて来たでござる。

イカつい。

若干カルスドルプみを感じるが、守備者として有能らしい。

イカつい。

マンチーニ-クリステンセン間を突破するには勇気が必要だ。

イカつい。

 

#4 ブライアン・クリスタンテ🇮🇹

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28歳

呼ばれ方(クリスタンテ、ブライアン等)

ローマの守備戦術において最重要とも言える存在。中盤の要として、時にはCBの真ん中としてチームを支える。

リーグ最多のタックル成功数という目に見える成績に伴い、代表での地位も向上しつつある。

今季も誰よりも忙しく走り回る。

      📞03-6866-0008

 

#7 ロレンツォ・ペッレグリーニ🇮🇹

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27歳

呼ばれ方(ペッレグリーニ、ロッロ等)

監督、チームメイト、OB、サポーターからも厚い信頼を得る俺たちのカピターノ。

他の選手と上手くタスクを分散して21/22シーズンのような得点機会創出を期待したい。

ペッレグリーニと一緒にCLに出たいし、スクデットも獲りたい。

 

#16 レアンドロ・パレデス🇦🇷

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29歳

呼ばれ方(パレデス)

数年ぶりにローマ復帰を果たしたアルゼンチンの狂犬。

レンタルで加入したユヴェントスでは低調な成績に終ったが、イタリアの故郷で再び輝きを取り戻したい。

DDRの16の重みを知りながらも背負っていくと決めた覚悟には心打たれるものがあった。

頼むぞ。

 

#20 レナト・サンチェス🇵🇹

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26歳

呼ばれ方(レナト、サンチェス等)

EURO2016のワンダーキッド。

度重なる怪我に苦しんだが、イタリアの首都で再起を図る。

最近のプレーは見れていないが、2016年は本当に凄かった。

PSGが放出を渋るくらいの活躍を期待。

 

#22 フセム・アワール🇩🇿

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25歳

呼ばれ方(フセーム、アワール、アウアー、アウアール等)

若い頃からフランスで活躍を続け、過去に数度補強候補として名前があがっていたがとうとうフリーでやってきた。

PSMでは狭い場所でのボールの扱いやミドルでの得点など活躍を期待させるプレーを見せた。

ペッレグリーニとディバラ不在の開幕戦で司令塔としてチームを勝利に導くことができるか。

全員に顔が似ている。

 

#52 エドゥアルド・ボーヴェ🇮🇹

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21歳

呼ばれ方(ボーヴェ、ボヴェ等)

昨季急激な成長を遂げたライジングスター。

モウリーニョが狂犬と評したように、ボールをしつこく追い回していたが、試合を重ねるごとに強さ、そして賢さが目に見えて成長した。

敵味方の位置や戦況を見ながら激しいタックルでボールを奪い、クリーンに繋いでゴール前に顔を出したりと、どことなくラジャ・ナインゴランを彷彿とさせるようなプレーも増えた。

シュートセンスも実はかなり良いものを持っている。

イケメン。

ラジャ・ナインゴランを超えていけ。

 

#59 ニコラ・ザレウスキ🇵🇱

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21歳

呼ばれ方(ザレウスキ、ザレフスキ、ザレ等)

21/22にブレイク、昨季は代表としてW杯にも出場するなど着実に成長の階段を登っている。

ブレイクした左に加え右でも起用され、完全に主力として定着したと言っていいだろう。

サッスオーロ戦でトップチーム初ゴールを記録し、その後もゴールへの意識の高まりが感じられるプレーが増えたのはとても良い傾向。

ドリブラー時を含め、守備面でも成長できればセリエ屈指のWBになれる。

 

#60 リカルド・パガーノ🇮🇹

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18歳

呼ばれ方(パガーノ)

中盤を主戦場とするプリマで10番を背負う逸材。

優れたプレービジョンとテクニックを駆使して常に相手ゴールを脅かすことができる。

中盤の選手ながら、年明け以降はほぼ毎試合でゴールに絡むなど得点関与機会は非常に高い。

退団したヴァルパート同様、トッティのマネジメント会社CT10の顧客である。

 

#9 タミー・エイブラハム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

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25歳

呼ばれ方(タミー、エイブラハム等)

得点を量産した21/22シーズンと打って変わって、イージーなシュートミスやポストに嫌われるシーンが増えてしまった。

加えて、大怪我もしてしまい失意のシーズンに。

新ストライカー獲得が難航しているなか、1日も早く復帰してエースへと返り咲きたい。

 

#11 アンドレア・ベロッティ🇮🇹

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29歳

呼ばれ方(ガッロ、ベロッティ等)

滑り込み加入となった昨季は献身的な動きは素晴らしかったものの、リーグ戦31試合無得点とまさかの結果に。

今季はキャンプにもしっかり参加できたことで調整も出来ているはず。

タミーの怪我で転がり込んだエースの座を死守したい。

 

#18 オラ・ソルバッケン🇳🇴

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24歳

呼ばれ方(ソルバッケン、ソル、オラ等)

冬にボデグリムトからやってきた快速ドリブラー。リーグ中断中に合流できなかったことや、慣れ親しんだウイングポジションが存在しなかった事などで、大きなインパクトは残せなかった。

サマーキャンプや不慣れなポジションでの苦闘を経て大爆発のシーズンにしたい。

 

#21 パウロ・ディバラ🇦🇷

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29歳

呼ばれ方(ディバラ、パウロ、La Joya💎等)

怪我の多さはネックだが、加入初年度から脅威のパフォーマンスを見せ、チームに欠かさない選手となった。

枠内にシュートを飛ばす確率がとんでも無く高く、サイドチェンジに至ってはもはや芸術。

W杯チャンピオンとして臨む今季はチームをCLに導くことができるだろうか。

 

#92 ステファン・エル・シャーラウィ🇮🇹

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30歳

呼ばれ方(エルシャーラウィ、ファラオーネ、エルシャラ等)

気がつけばもう30歳。ローマ在籍もなんやかんやで8シーズン目に突入。

便利屋的な起用法にもしっかり結果を残す理想的なベテランに成長。その献身性と確かな実力で2年の契約延長を勝ち取った。

まだまだ若い者には負けてんない。

AS Romaと3バックと

かなり久々の更新になります

今季のローマですが、23節終了時点で13勝5敗5分の成績で暫定3位につけています。首位を走るナポリが異次元的な強さである事を考慮すると悪くない位置でしょう(しかもナポリ戦は2回消化済み)

 

そんな中でも、つまらない、個人能力に頼りなど不満の声も多く、3バックをやめて4バック待望論を目にすることもチラホラ。実際私も4バックを見てみたい1人ですが..

 

今回はローマが何故3バックで戦い続けるのか個人的考察を書いてみようと思います。

なお、フォーメーション図的なものは用意できなかったのでそれぞれ脳内で思い描いていただけると幸いです、

 

ローマの基本的な戦い方

基本システムは3-4-2-1、守備時には5-3-2へと両WBとシャドー1人を1列ずつ落とす形がよく見られます。

敵陣で相手がビルドアップをしている時はマンツーマンプレスでショートカウンターを狙い、自陣では中央を固めた5-3ブロックでサイドに誘導し奪いロングカウンターをというのが主な戦い方だと思います。

ボール保持時は3バックがフラットな位置関係で回して引きつけ、フリーとなるWBとシャドーが前進させる、手詰まりの場合は迷いなくロングボールを選択します。

セットプレーも大きな武器となっています。

セットプレー以外で三列目以下の選手の得点がほとんどない事も特徴です。

 

チームの大まかな特徴をまとめると、ボールを積極的に保持して戦うのは苦手としているが、守備が非常に堅くカウンターやセットプレーを活かして最小スコアで勝利を目指すチームだと言えるでしょう。

 

なぜ3バックで戦うのか?

個人的考察になりますが大きな理由は

1. 5レーンをカバーできるシステムである

2. ウィンガー、SBの人材難にある

と考えています。

 

5レーンをカバーというのは平たく言うとピッチの横幅を満遍なく守れるという事です。

今季のセリエで猛威を振るうナポリがわかりやすいのですが、WGが動いて空けたレーンにSBや中盤の選手が上がって来て多くの選択肢を作り数的有利を生み出す形を狙ってくるチームが近年増えているように感じます。

この相手に、4バックだと中盤の1人がサイドにサポートに行ったり最終ラインに加わったりと対応しますが、これには戦術的に高い熟練度が必要で尚且つ選手への負担も非常に大きくなります。

その点ローマの3バックはWBを下ろして中盤が中央とハーフスペースをブロックするというシンプルな可変で概ね対応できており、敗れはしましたが実際に許した3ゴール中2発が普通のFWでは決まらないものであり、2試合とも絶好調のナポリを苦しめたと言えるでしょう。

DFラインが5レーンを埋め中盤が中央スペースを消すやり方はナポリ以外の相手にも概ね有効であり、失点期待値15.8という数値がその効果を物語っています。

 

2つめのWGとSBの人材難についてです。

現在のローマにはサイドでの局面打開力に優れた純粋なWGは冬に新加入のソルバッケンのみです。エルシャーラウィやザレウスキもWGとしてプレイ可能とは思いますが、前者は中央よりで仕掛ける事を好み、中央の選手と近い距離感でプレーするスタイルに変遷してきました。適性がシャドー化したと言っても良いかもしれません。

ザレウスキはトップレベルで4バック時の経験が乏しく正直未知数です。

このようにWGを置くには駒不足感が否めません。

 

 

SBに関しても、純粋なSBとしてプレー経験があるのは左がスピナ、右がチェリク、カルスドルプ、(一応スピナも)とこちらも枚数が不足しており、チェリク以外の2人はいわゆる攻撃的なSBであり、守備時に相手の優れたWGと対峙するとなると正直不安も残ります。

しかし、WBに求められる推進力や激しく上下動できる機動力とスタミナはザレウスキ含めて4人とも備えており、4バックのSBよりも3バックのWBの方が選手の特性にマッチしてると言えるでしょう。

 

今のメンツだと純粋なWGの活きる場が少ないという3バックの特徴の割をくらうのがソルバッケンのみとなり、チーム全体としては選手の特徴に合わせた戦い方であると言えます。

ソルバッケンはトップレベルではほぼWGとしてしかプレーしていませんが、技術が高くクレバーな選手なので時間はかかるでしょうが、シャドーの役割にも適応してくれるでしょう。

 

ローマの3バックの課題は?

個人の見解ですが、課題の多くは攻撃面にあり、確率の低いロングボールの多用とディバラがいない場合の創造性、三列目の以下の選手の得点機会の少なさは上を目指すためには改善する必要がありそうです。

 

今のローマは重心が低く、ボール奪取時も3CBと2DMはバランスを保ち無理に攻撃参加することが基本的には少ないので、前の3人+WBで攻撃を完結させる必要があり、その結果として上記のような状況になっていると考えます。

 

また、ビルドアップの際に3CBがフラットに並ぶことが多く、ボールを前進させる手段のバリエーションやポジションの入れ替え方が制限されて危険なエリアに人数をかける事が難しいというのも大きな理由でしょう。

 

ローマ3バックに進化はあるか?

ローマと同じく3バックを採用していながら高い攻撃力を誇るインテルアタランタに注目してみましょう。

フォーメーションや配置に若干の違いはありますが、注目して欲しいのは攻撃時のCBの役割です。

インテルのディマルコ&バストーニ、アタランタのハテブール&トロイは中盤の選手と位置を入れ替えながらフリーの選手を作り出し前進、展開して、そのままゴール前や危険なエリアに顔を出して得点に絡むという形が非常に多いと感じます。

ポジションチェンジを使いながら縦への推進力を生み出したり、ボールサイドの密集を利用して逆サイドのWBやCBをフィニッシュに絡ませたりと柔軟な選択肢を持っている事が破壊力の要因なのかもしれません。

もちろんこれには高い戦術理解度やゲームを読む力が必要となりますが、マンチーニもイバニェスもまだまだ伸び盛りで、高いレベルの相手と対戦するごとに徐々に改善されていくのかなと楽観視しています。

 

※追記

ザルツブルク戦の前半、クリスタンテが下がってリスク管理しつつ、マンチーニがザレウスキの動きに合わせてオーバーラップ、インナーラップする形を多く見る事ができました。

2人の距離感は非常によく、ザルツブルクの選手はかなり手を焼いていたように見えます。

 

また、右サイドで密集を作り、ディバラがサイドチェンジで完全フリーの左に届けるパターンも数回見られました。

 

この形を意図的に増やして練度を上げていけば大きな武器になるのではと感じます。

またスピナッツォーラに対しては彼の縦への個人で生み出せる推進力を活かすために、無理に上がってまでサポートする必要はないのかなと思います。

 

まとめ

モウリーニョ監督は頑固で、何よりも規律を重要視します。

広大なピッチを11人で守るために創造性やリスクを冒す仕掛けを犠牲にして鉄壁を築きつつあります。

個人的には規律を重んじ、良い攻撃は良い守備からの路線を続けていくことを望みます。

確かにローマの3バックは重心が重く創造性やワクワク感に物足りなさを感じますが、進化の余地はまだまだありますし、ザルツブルク戦では改善の兆しを見せつけてくれました。

 

CL圏やスクデットを目指しながら、FFPとも向き合う必要があるローマ。そんな中で現有戦力を活かし、長期的に安定して勝ち点を狙える戦い方、それが3-4-2-1なのかもしれません。

 

最後に、これらは全て個人の意見解釈になります。これは違うぞ的なご意見などあればコメントでもなんでもご指摘いただけたら幸いです..

なんとなくわかるAS Roma 22-23

 

 

1 ルイ•パトリシオ🇵🇹

昨季ウルブズから加わったローマの守護神。

近距離からのシュートストップには抜群の能力を持ち、ECL決勝では鬼神の如くセーブを連発。ディフレクションに強くなれば言うことなし。Guess the Teammates の動画ではずっと解答ボタンを離さないお茶目な一面も。

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63 ピエトロ•ボエル🇮🇹

今季も3rdGKを務めるプリマ育ちの20歳。

GKというポジション柄、出番を掴むのは難しいがいつチャンスが来ても良いように頑張ってほしい。

ECL決勝後にバリカンで髪を剃られたり、ヌーノ•サントスと不思議ストレッチをしたりと良いキャラをしている

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99 ミル•スヴィラール🇷🇸

ベンフィカからやって来た22歳のGK。

昨季はパトリシオの独壇場だったポジションに厚みを持たせる事が期待される。

普通にイケメンである。

GKとしてCLの最年少出場した試合の相手指揮官がモウリーニョだったという不思議な縁がある。ちな、その試合でオウンゴールもしている

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2 リック•カルスドルプ🇳🇱

右サイドを全力疾走するスタミナお化け。

攻撃的なWBとして右サイドからチャンスを演出する。

レンタルに出されて復帰後に契約延長を勝ち取るまで成長した稀有な例。

チェリク加入でワンオペから解放されそう

サッカー選手のなかでも屈指のタトゥー面積を誇る

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3 ロジェール•イバニェス🇧🇷

ローマで100試合以上に出場し、すっかりチームの顔の1人になったCB。

高い身体能力を活かした守備とセットプレーの強さは折り紙付き。今季こそは代表入りを目指して更なる成長を期待。

Twitterにメンションするといいねをつけてくれる

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6 クリス•スモーリング🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

フィジカルの強さと脚の長さを活かし、対人守備で無双する元イングランド代表。

守備者として大きな弱点がなく、特にエアバトルではほとんど負けたのを見たことがない。

UFOを見てから怪我も減り、ECL決勝ではMoMに輝く活躍を見せた。UFOパワー万歳。

この画像にスモーリングが止めた相手選手の顔を貼り付けたコラージュがネタ化している。

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17 マティアス•ビーニャ🇺🇾

3バック化に伴い、昨季終盤はクローザー的な出場が増えてしまった。

今季は3バックの左CBや4バック回帰の噂など彼にとって勝負の年になりそうである。

シャフタール戦のスピナとの共演が良かっただけに発奮に期待したい。

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19 ゼキ•チェリク🇹🇷

前々から加入の噂はあったが遂にこの夏ローマにやって来た。

いわゆる万能型で非常にバランスが良く、ポジショニングも的確で光るものも見せた。

カルスドルプのライバル、または4バック時のRBとしての活躍が期待される。

Euro2020で実はスピナとのマッチアップがあった。

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23 ジャンルカ•マンチーニ🇮🇹

チームの副キャプテン。イエローカードの数なら誰にも負けない。

CB陣の中では1番ロングフィードが上手く、チャンスに直結する場面も多々見られる。

CL圏内や代表でのレギュラーの座を掴むためにも今季は手癖の悪さやアフターチャージを減らして余計な警告を減らしたい。

ヒートアップしやすいのが玉に瑕だが、チームを鼓舞出来る熱い選手。

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24 マラシュ•クンブラ🇦🇱

ティラナでの決勝で母国に勇姿を見せたアルバニアのCB。

現在4番手とスタメンの牙城を崩すに至っていないが、干され時期があった事も考えるとよく盛り返している。

スタメン奪取に向け、スタメン3人に負けない大きな強みを見せたい所。

憧れのキエッリーニに近づけるか、飛躍の年にしたい。

兄貴がアマチュアリーグの審判をやってる

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37 レオナルド•スピナッツォーラ🇮🇹

アキレス腱断裂からの完全復活を目指す左サイドの切り込み隊長。

長いブランクがある中で違いを作り出すプレーが見られるのは流石の一言である。

台頭するザレウスキを抑えスタメンを死守したい。

鎮座DOPENESSに何となく似てるのでは?と僕の中で話題に。

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65 フィリッポ•トリピ🇮🇹

プリマ育ちのDF。

PSMではゴールやボーヴェのゴールにつながるフィードなどアピールはできたはず。

現状トップチームのCBの壁は高く、出場機会はかなり限られるだろう。

ローマで力を蓄えるのか、武者修行に出るのか、どちらにせよ後悔のない選択をしてほしい。

カリフォルニアロール食べがち。

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4 ブライアン•クリスタンテ🇮🇹

頼れる副キャプテン。

めっちゃ試合出るしめっちゃ走る。

肉弾戦も厭わず今日も走り続ける。

今年もロングフィードと弾丸ミドルよろしく頼みます。

前述のボエルの髪を剃った張本人。

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7 ロレンツォ•ペッレグリーニ🇮🇹

我らがカピターノ。

走れる司令塔に近いタイプ。

高精度なプレースキックと的確な抜け出し、スルーパスで相手ゴールを脅かす。

ECLでは大会最優秀選手に選出。

ザニオーロの件で本物のカピターノになったんだなぁとしみじみ実感した。

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8 ネマニャ•マティッチ🇷🇸

ダンディー&エレガント。

低い位置で受けて相手をいなし、的確な展開を見せる。ゲーム全体のバランスを取るのが非常に上手だと感じた。

懸念のスタミナ面はプレミアよりも回復しやすいセリエならいけそうかな。無理ならその分クリスタンテが走りますので。

モウリーニョとは旧知の仲。

21番だったがディバラに譲る形で8番に。

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22 ニコロ•ザニオーロ🇮🇹

こちらも怪我からの完全復活を目指すイタリアの若き才能。

増量に励んだ昨季と違い、今年は身体をシャープに絞ったことで本来のキレが戻ってきたように感じる。

周囲を活かしたプレー選択をできるようになればもっと大きく伸びそう。

ラツィアーレと1番バチバチにやりあってる

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25 ジョルジニオ•ワイナルドゥム🇳🇱

PSGからやってきたワールドクラス。

いつも笑顔でチームにもすぐに溶け込んでいる様子。

プレーはあまり見れてないが中盤で潰せてフィニッシュまで絡めるタイプらしくヴェレトゥやミキタリアンの穴埋め以上が期待される。

ローマ加入後初仕事はプールに沈んでビデオ撮影。

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52 エドゥアルド•ボーヴェ🇮🇹

イケメンオブイケメン。勝ち組のルックス。

プリマ育ちで昨季から徐々に出場機会を得てきた。PSMではCBに入ってみたりといろいろ試してる段階かな。

ゴール前での落ち着きやシュートセンスが抜群で、エラス戦のニア抜きにはスタジアムが一瞬静まるほどの衝撃があった。

揉め事があった時積極的に止めに行く姿が見られて本当に良い。

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9 タミー•エイブラハム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ローマのエースストライカー。

長い脚を活かしたキープ、スピードを活かした裏抜けなどバランスの取れた点取り屋。

決定力がもう少し改善できれば得点王も夢じゃないはず。

弟のティミー•エイブラハムもサッカー選手

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14 エルドル•ショムロドフ🇺🇿

ショムドロフではない。

ウズベキスタンの大エース。

タミーの控えに甘んじているが試合に出ればそれなりに得点に絡む活躍は見せている。

トリノボローニャ行きの噂もあるが果たして

どうなるか。

Twitterになりすまし垢が現れたが問題発言をして凍結された。

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21 パウロ•ディバラ🇦🇷

今季の目玉補強の一つ。

トップコンディションであれば世界でも指折りのプレーヤーであることは間違いない。

ファイナルサードでの働きや高精度なミドルなどローマに足りない武器を持っている。

お披露目会には平日にも関わらず1万人のロマニスタがが集まりRomaRomaRomaの大合唱をするなど期待の高さがうかがえる。

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59 ニコラ•ザレウスキ🇵🇱

昨季、左のWBでブレイクしたプリマ育ちのポーランド代表。

推進力や繊細なタッチ、確かなテクニックで相手を翻弄する。

守備でも相手の懐に入るのが上手く、そこまで穴になるような印象はない。

スピナの復帰で本来の中央や前線への挑戦を期待してしまう。

PSMではキャプテンマークを巻くシーンも。

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64 フェリックス•アフェナ•ギャン🇬🇭

プリマ育ちのガーナの新星。

鮮烈なドッピエッタで衝撃を与えたが、トップリーグの壁にぶつかり奮闘中。

実力、ポテンシャルは確か。

他のクラブに行って出場機会を得るか、ローマに残り牙を磨くかの岐路に立っている。

ドッピエッタのご褒美にモウリーニョに靴を買ってもらった。

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92 ステファン•エルシャーラウィ🇮🇹

通称ファラオーネ。

若手感があったがいつの間にか29歳になっていた。

フォーメーションの関係でスーパーサブ的な役回りが多くなっており、本人も思うところはあるだろうが、それでもしっかり結果を残してるのは流石である。

今季は4バックに戻す噂もあり、それに向けて地道にアピールを続けたい。

SaltBae(塩の掛け方が独特なグラサンシェフ)と仲がいい。

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※構想外、長期離脱中の選手については今回は除外しました。

【過去の選手紹介】~vol4~ メディ・ベナティア(Medhi Benatia)

先日、ローマでも活躍したレアンドロ・カスタンが引退を発表しましたね。病気を乗り越えて活躍する姿はとても込み上げてくるものがありました。

今回はそんなカスタンとコンビを組んで鉄壁の守備を形成したCBを紹介します。

 

 

  メディ・ベナティアMedhi Benatia

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ローマには13/14シーズンの1年だけ在籍して、CBながら37試合5ゴールという素晴らしい結果を残しています。また彼が出場した37試合での失点はわずか27と守備の要としても頼れる存在でした。

 

 

そんなベナティアをざっくりと説明すると

フィジカル、スピードを備え、対人に強くバランス良く高水準なCBという印象です。

また足元の技術もしっかりしていて、所謂現代型CBとして完成度の高い選手でした!

トッティ&デ・ロッシ不在時にはゲームキャプテンを務めたこともあり、ガルシアローマにとっては欠かせない選手です

個人的にベナティア&カスタンのコンビはここ10年のローマでベストのDFユニットだったと思っています。

 

 

 

https://youtu.be/CUXev_FrclM

 

1シーズンのみの所属となるのでプレー集は少ないですが、鋭い読みと身体能力を活かし、簡単に前を向かせない、突破させない能力は当時のセリエでもトップクラスだったのではないでしょうか。

 

またセットプレーにも強く、ヘディングだけでなくアクロバティックなゴールも決めるなど得点能力も非常に高い選手であることがわかります。

 

https://youtu.be/0YzXce3Hld0

 

このゴールなんかはカウンターの潰しからフィニッシュまでベナティアの良さが詰め込まれた素晴らしいプレーだと思います。

 

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マシンガンパフォーマンスもカッコよかったですね!

 

 

このまま中心選手になっていくかと思われましたがローマでの大ブレイクの後、バイエルンミュンヘンに2800万€で移籍してしまいました。

 

移籍の経緯に関して揉めたりもしましたが、1年で獲得時の2倍の金額で売れた事に加え、後釜にマノラスが来たのでお得な取引だったと言えるのではないでしょうか。

 

移籍後はバイエルンユヴェントスで数々のタイトルを勝ち取り、カタール、トルコとクラブを変え、21年の11月に現役を退きました。

 

 

そんな完璧超人にみえるベナティアですが

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エスコートキッズが濡れないようにペナントで雨除けしたり、

 

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表彰式で美女に握手を求めて無視されるなど

お茶目で可愛い一面も持ち合わせています。ギャップ萌えってやつですね❤️

 

 

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ローマ愛も強いようで同胞のツィエクにローマ移籍を勧めたり(モンチがツィエク獲得を見送ったらしいですが)、最近もローマを訪れたりと引退後も楽しくやってる様子です。

 

実績が充分なだけに今後指導者になるのか別の道を歩むのか気になるところではありますね

 

 

ベナティアについて気になった方は是非YouTubeやらでチェックしてみてください!

 

 

UEFA カンファレンスリーグ21/22 印象に残った選手

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こんにちわーお久しぶりです

オフシーズンになったのでゆるりと筆を取ろうと思った次第です。

 

今季は紆余曲折ありましたがカンファレンス優勝という最高の形でシーズンを終えることが出来ましたね!【初代王者】いい響きです🏆

 

今回はカンファレンスで対戦した選手で印象的な相手をまとめてみます

あくまでもローマ戦での印象ですので悪しからず..

 

1.Anthony Nwakaeme (Trabzonspor)

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トラブゾンスポルのヌワカエメ。

テクニカルなドリブルやカットインからのチャンスメイクでローマを苦しめました。リックも1stレグでは苦戦してましたね。今季リーグ13G10Aらしいです凄い。

 

2.Yehor Nazaryna (Zorya Luhansk)

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ゾリャの中盤でよく動いてボールを集めてリズムを作ってた選手。7番のKocherginと10番のKhomchenovskiyも良かったけど最終節でボデを止めてくれた彼を選出。ありがとうな

 

3.Yanic Wildschut (PFC CSKA Sofia)

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余裕の展開と思われたGL最終節で1点差に迫るゴールを決めた選手。短い時間ながらニアをぶち抜いたシュートや積極的な仕掛けなどヒヤヒヤした。

 

4.Ola Solbakken (FK Bodø/Glimt)

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個人的カンファレンスの右ウイングでNo.1

鋭いドリブルと確かなシュート精度、冷静なプレー判断でローマとセルティックに悪夢を見せた。左では右ほどの脅威は感じなかった。

個人合意の噂あるけどどうなるかな..

 

5.Erik Botheim (Bodø/Glimt )

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ローマ相手に2戦で3G3A。

推進力と冷静で確かな決定力を備えた将来が楽しみなストライカー。

クラスノダールに移籍直後にリーグ中断の憂き目にあってしまった。

 

6.Patrick Berg (Bodø/Glimt)

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ボデの心臓ぽかった選手。

中盤でリズムを作りながら大きな展開からのチャンスメイク、スペースを見つけミドルを狙うなど素晴らしいプレーを披露。プレス回避も抜群にうまかった。イケメン。RCランスに移籍。

 

7.Alfons Sampsted (Bodø/Glimt)

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ボデの右バック。ソルバッケンが仕掛けた事で生まれたスペースに走りカオスを引き起こしていた。特にインナーラップが抜群でかなり対応が難しかった選手の1人かもしれない。

 

8.Maximilian Wittek (Vitesse)

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パワフルな仕掛けや守備でローマの右サイドを困らせた。ボールの扱いも上手そうで中に入ってチャンスを作り出すシーンも。

2ndレグで決められたゴラッソは敵ながらあっぱれというしかない。

 

9.Sondre Tronstad(Vitesse)

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フィテッセの中盤の選手。

タフな選手で、デュエルやボール回収に献身しローマの中盤に自由を与えなかった。

この人もノルウェーらしい...

 

10.Kiernan Dewsbury-Hall (Leicester)

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レスターの中盤で輝いてた選手

左脚でのチャンスメイクやボール捌きは見事の一言。味方のサポートも手伝ってか彼を捕まえるのは非常に困難だった。テクニックあるのによく走る偉い。

 

11.James Maddison (Leicester)

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こちらもうまいのによく走る。

ビルドアップやリカバリー、チャンスメイク、ミドルなどオールラウンドな能力の高さを感じた。両脚でボールを扱えるってのが素晴らしい

 

12.Wesley Fofana (Leicester)

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190cmの長身だがビルドアップやプレス回避といったいわゆる現代型CBの特徴もあるように見えた。ロングボールも正確でローマの前プレを何度も無効化した。

デュエルもかなり強かったと思う。

 

13.Fredrik Aursnes(Feyenoord)

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中盤でボールを引き出し続け、ローマになかなかボールを渡してくれなかった。

真ん中の選手がボールを失わないチームはやっぱり強い。彼もノルウェー人。もうノルウェーやだ。。。

 

14.Marcos Senesi (Feyenoord)

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ローマが欲しがってると噂の選手。なるほど理由はすぐわかった。

4バックで下からのビルドアップに貢献できる左利きのCBの典型タイプ。

ロングボールの精度も高く試合をコントロールした。

守備も対人やリスクケアに関してハイレベルだった。空中戦がどうなのか気になります。

ローマにおいでよ。

 

15.Lutsharel Geertruida (Feyenoord)

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フェイエノールトの右バック。21歳らしい。勢いがあって良い。

味方が上がったスペースに上手く侵入してきてローマを困らせた。特に内側に入ってきた時は局所的に数的有利を作られてとても嫌でした。

 

16.Tyrell Malacia (Feyenoord)

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左バックの選手。

シニステラやコクチュが作り出したスペースを突いてチャンスを作り出していた。

高い位置を取りながらもカウンター時にはしっかり寄せてきて簡単にプレーさせてくれなかった。

 

17.Orkun Kökcü (Feyenoord)

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21歳と聞いて1番驚いた。

下からのビルドアップからファイナルサードの崩しまであらゆる場面でボールに絡み、非常にクオリティが高いプレーを見せた。

味方へのサポート意識も高くフェイエノールトのスタイルの核となる選手だと思った。

無回転シュートは本当に心臓に悪かった。

ローマで夢を叶えませんか?

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当初は謎の大会やら言われていたカンファレンスリーグでしたが、出場全クラブが死力を尽くして戦った事で来季以降のこの大会の価値や参加意義は凄く高まったと思います。

 

あまり注目度の高くなかった大会ですが、良い選手はたくさんいましたし、その中でローマが初代王者になれた事はとても誇りに思います!

 

読んでいただきありがとうございました!

 

VIVA Conference League!!

 

今は監督を信じるぜの話

こんにちは!沖縄は今日から急に肌寒く感じています。秋ってなんかいいですよね

荒れるTLを眺めながら久々の更新です笑

 

鬼の連戦の最初のユヴェントス

内容も結果も判定もふくめて消化不良感の残る試合でしたね、、

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何故今回更新しようと思ったかというと、モウリーニョ懐疑論やフォンセカとの比較を目にして、なんとなく自分の考えを書き出して整理したくなったからです。思った事をつらつら書くだけなので、私見かつ纏まりのない文章になるかもしれませんが💦

 

 

結論から言うと今のモウリーニョローマに結果を求めたり、過去の監督達との比較は時期尚早なのかなと思います。

 

理由としては

まだ就任して数ヶ月だと言うことが最も大きくて、少なくとも前の監督との比較はリーグやカップ戦が終わった時に、怪我人や他チームの状況も鑑みて行われるべきものだと考えています。

 

また就任時に彼自身の口からモウリーニョが来たからすぐに勝てるという訳ではないと述べており、少なくとも2カ年を通してのプロジェクトがあるはずなので、今季は我慢も必要なシーズンなのかなと思ってます(負けたり、変な試合をしてもいいという事ではないですよ💦)

 

もちろん、結果や内容、マネジメント等について批評&議論があるのは楽しいし、それが出来る場があるのは健全だと思います!

 

モウリーニョ就任で良くなった点

メディアに振り回されなくなった

個人的にこれが1番だと思います。僕の記憶の限りではガルシア〜フォンセカ(短期のラニエリを除く)までの監督は、フロントや選手との不和など真偽不明の情報を流されて、それに対応しきれずに孤立していったイメージがあります。

モウリーニョはスペイン勢に対しても信頼を公言はしていて、選手や代理人からも現状は不満が聞こえてこないので、これは彼の人心掌握力が成せる技なのかと思いました

 

・失点が減った

今季のセリエでの平均失点数は1試合あたり1.1点。これは4番目の数字で結構いいんじゃないかと思います

4バックへの変更やネガトラ意識の向上、低い位置でのロストの減少などは昨季より良くなっていて、これがシーズン通して続けばCL出場も狙えると思っています。

 

 

モウリーニョの気になる点

 

・いわゆる控え組の扱い

ここまで公式戦12試合を終えましたが、

クンブラ、ディアワラ、ビジャール、マジョラルと実力のある若い選手がほとんど試合に出れていません。クンブラはカンファレンスのみ。後の3人はそれぞれトータルの出場時間が90分にも満ちていません。

 

ターンオーバーをしない悪影響として、

・出ずっぱりの選手の怪我や累積のリスク

・メンバー固定で戦術の幅が狭くなる

・緊急出場時に機能しなくなる

・対策が容易になる

・選手間に不満や格差が生まれる恐れ

・市場価値が下落、移籍金が安くなる恐れ

・有望若手がローマに来たがらなくなる恐れ

等、あげればキリがありません

 

何故ターンオーバーをしないのか思い浮かんだ理由としては

①単に控え組が監督の求めるレベルになく、起用が難しい

②戦術と選手の個性が噛み合わず、現在のチームには組み込みにくい

③今のチームが機能しており、チームをいじらない

④現スカッドに満足しておらず、フロントに補強の必要性を訴えるため

⑤秘密兵器として大一番に向け隠している(適当

 

①〜③の理由なら納得しますし時間が解決しそうな気もしますが、もし④の理由だとしたら全く受け入れられません。

 

ローマがあまりお金を使えないのは周知の事実で監督もそれはわかって就任していると思います。そしてこの夏は主力級を4人も獲得するなど既に大きな投資をしています。

 

現状、選手から不満は聞こえませんがあまり宜しくない状況なのは確かです。

 

もっと柔軟性を持っていろいろな選手にチャンスを与えても良いのかなと思います

 

最後に

僕のスタンスとしてはよっぽどの事がない限りは在任中の監督を応援という感じです。

 

今回の記事は自分の頭の中のモヤモヤをただ言語化して整理するものであって、

決してこの考え方を押し付けたり、こうあるべきだというようなものではありません。

 

応援のスタンスは十人十色。こんな考え方の人もいるよ的な感じで見てもらえると幸いです🙂

 

特に推敲せずに書いたゆえ、長文駄文失礼しました💦

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

そろそろ格上にも勝ちたい!笑

 

プレシーズンを終えて 【FW】

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#92 ステファン・エルシャーラウィ🇮🇹

中国から帰ってきたはいいが、調子にムラがあり移籍前の輝きは完全には取り戻せていない。

それでも深い位置での仕掛けやカットインからのシュート、瞬間の裏抜けなどは可能性を感じさせるし、トップフォームを維持できれば十分スタメンを狙える。現状は左のアタッカーの2番手といったところか。

ムヒタリアンが中央に入った場合は必然的に左で出場するのだろうが、いかんせんこの2人は相性が良くない。おそらく使いたいエリアが被ってしまって打ち消しあってるのかなと。

本人的にもW杯に向けて勝負の年である。頑張ってほしい。

先日、窃盗犯を撃退した際に、犯人に怪我を負わせて訴えかけられるという当たり屋被害にあう。意外と武闘派が発覚。好き

このTシャツ最後の希望でもある。



#59 ニコラ・ザレフスキ🇵🇱

トップチームでの経験は少ないながらも、ポーランド代表に選出された才能の持ち主。

イタリアに取られないように早いうちにフル代表に呼んだ可能性も0ではないが、何にせよ素晴らしい事である。

テクニックが高く、それを活かした積極的な仕掛けが魅力。

PSMでは仕掛けだけではなく、ゴールという目に見える結果も出していて自信を得て、ジョゼへの良いアピールになったはず。

Aでのプレー強度や速度に慣れていけば間違いなく重要なピースになれる。

身長もだいぶ伸びてきた。少し寂しい。

ポーランド国籍ではあるが、ローマ生まれローマ育ち、友達はカラフィオーリ、憧れはロッロと完全なロマニスタである。好き。

 

#14 エルドル・ショムロドフ🇺🇿

ジェノアからやって来たウズベクの俊英。

ペロッティといいショムといい、ジェノアには足を向けて眠れない。

3戦3発と得点力の高さが魅力。

大柄ながら、機動力が高く、体格が劣る並のSBではまず止められない。

前線からの守備や惜しいミドルなどでも魅せており、ミドルが決まり始めたらいよいよである。

ポストプレーはそこまで上手くはなさそうだが、そんなの他の選手に任せたらいい。彼は点が取れるのだから。

実は26歳。23歳くらいだと思ってた。

イスラム教徒でゴール後にはサジュダで神への感謝を捧げる。ほぼサラー。好き。

 

#11 カルレス・ペレス🇪🇸

バルサからやって来たスペインの若武者。

バルサ時代には国内外からオファーがあったが、バルサのトップチームを夢見て、全て断っていたらしい。しかしバルサから裏切りに近い行為を受けてローマへと移籍。Instagramではバルセロナをフォローしていない。

左利きのテクニシャンで、スターに必要な狡猾さとエゴも持ち合わせるローマでは稀有な選手。

たまに見せるドリブルからの左足のシュートはメッシを彷彿とさせる。

課題は継続性と連携。周囲をもっと使えるようになればドリブルの脅威は何倍にもなるはず。

"ゴクウ"という名の犬を飼っている。おそらくドラゴンボール好き。

ラジャ・カサブランカ戦ではゴール後、謎のうさ耳パフォーマンスを披露。なんだったんだあれは。好き。

 

#21 ボルハ・マジョラル🇪🇸

レアルマドリーからやってきた万能型のCF。

昨季終了後に完全移籍のチャンスがあったが先延ばしにして移籍金も増えた。

ショムロドフの台頭とタミーの移籍で、結果を残しているにも関わらず序列が落ちている。なんとも不憫でならない。

昨季は公式戦17ゴール。ELでは得点王にも輝くなど得点力は申し分ない。

PSMでは得意の裏抜けからのゴールや、半ば強引な突破からのゴールなど意地を見せる。

トラップが抜群にうまい。

U19の欧州選手権でも得点王。

Instagramアーカイブがローマカラー。

ゴールパフォーマンスがかっこいい。

Killerという名の犬を溺愛しており、専用のアカウントを作るも、半年ほどで更新が止まった模様。彼女がとてもタイプです。

1型糖尿病と闘いながらここまでキャリアを積み重ねてきた。血糖値管理や健康状態、食生活に人一倍気を遣いながらピッチに立つ姿は正にプロフェッショナル。カッコ良すぎる。好き。

 

#9 タミー・エイブラハム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

開幕前に駆け込みでチェルシーからやってきた若武者。

毎シーズンチェックしてたわけではないので、最近のプレー集を見てからの感想になるが、

長身でしなやか、ボールタッチも柔らかく技術の高さが窺える。

懸念点はセリエAに馴染めるのか、スタメン確約の真偽は?お給料高くない?などとあるが、ジョゼが気に入り口説いた選手ならそういった不安も消してくれるだろう。

チェルシーには6歳から在籍していた(途中3シーズンほどローンに行ったが)

代表選出や給与の面で有利なプレミアクラブでは無く、国外のローマを選んだ事は本人にとっても相当の覚悟がいる決断だったはず。

僕はバンディエラや下部出身といったワードにロマンを感じるタイプなので、個人的にはローマで覚醒して愛されたままチェルシーに買い戻しされてみんな幸せになりたい。

ジョゼ政権を背負う新しい9番。

Nextドログバになる必要はない。ローマのタミーになってくれ。数あるオファーからローマを選んだ心意気が好きだぞ。

 

 

 

 

 

Forza  Roma  Sempre!!